地雷だった時期を越えて
Q,ももかさんは最初から今のような人気者だったんですか？
いやいや！私、実は最初スーパー地雷嬢だったんですよ(笑)その時は若くて素人だったら完売する感じだったので、完全に舐め腐っちゃってて…。
お客さんが良かれと思ってアドバイスしてくれたことに対しても「うるさいなあ」って思っちゃったり。お客さんを喜ばせる気がゼロで、嫌々やってるのとかそういうのってお客さんにも通じるじゃないですか。
多分「私はしょうがなく働いている」っていう意識だったんだと思います。
Q,え！？今のももかさんからは想像できない…具体的にどういう感じだったんですか？
とにかく態度が悪かったと思います。お客さんが怒って30分で退室したりもありました。例えば、マットするのが面倒で、マシンガントークでプレイ時間短縮しようとしたり、「120分で5回したい！」と言われた時はあからさまに聞こえるようにため息をついたり、キスしたくないから歯でブロックしたり、当日欠勤、遅刻、無断欠勤、は当たり前で、努力も何もしていなかったので、リピーターが3か月で1本とかでした。
それでネットが鳴る客入りいい店を転々としていて、その頃は新人期間は5本とかが当たり前だったので最初は良かったんですけど、1.2年するとだんだん新人期間でも2，3本とかになっていって…
Q,変わるキッカケみたいなのってあったんですか？
一番のキッカケは、吉原のお姉さん達が集まるバーがあって、そこに行きだして色んな人気あるお姉さんのお話を聞いて「なんて今までゴミみたいな接客をしていたんだろう…」って恥ずかしくなったんです。同じ金額のお姉さんたちがこんなに素敵な接客をしてるのに…って。それに奨学金を2年で全て返済できて、これから貯金するぞ！ってなった時に、このままいやいや辛い感じで仕事をするのは嫌だな、というかキツイなとおもったんです。それで楽しくしたい！そのためには本指のお客さん増やしたいって思ったんです。
Q,なるほど、そういう経緯だったんですね。接客を変えて最初から上手くいきましたか？
最初からバンって上手くいったわけじゃないんですが、意識が変わって『どうやったら喜んでもらえるか』『美人じゃないしスタイルがいいわけでもない私にできる事…』『私にしかできないことってなんだろう？』って考えるようになりました。それでやっぱり自分も楽しむ事が一番だなと思ったんです。そこからリピーターさんがだんだん増えて行って、一か月前でも姫予約が入るようになりました！
